ICCEES2015幕張大会



ICCEES 中欧・東欧研究

国際協議会 世界大会が

2015年8月3-8日に幕張で

開催されます。


日本ロシア文学会では

幅広い会員の参加を
呼びかけています。


詳細は次のページを
ご覧ください:
ICCEES幕張大会の
お知らせ

日本ロシア文学会事務局
〒162-8644
東京都新宿区戸山1-24-1
早稲田大学文学学術院
坂庭淳史研究室内
日本ロシア文学会事務局

Tel: 03-5286-0581(直通)
Fax: 03-3203-7718(共用)
Faxの場合は「坂庭淳史
研究室内日本ロシア文学会
事務局」と明記してください。

E-mail:
sakaniway.waseda.jp


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学会HPの旧版
(2004年2月/2010年5月)は
次のURLからご覧頂けます。
http://yaar.jpn.org/robun/

「日本ロシア文学会大賞」発足のお知らせと候補者推薦のお願い

「日本ロシア文学会大賞」発足のお知らせと候補者推薦のお願い


2014年2月1日
日本ロシア文学会会員各位

寒さが続きますが、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。

さて日本ロシア文学会ではこのほど、従来の新進・若手の研究者を対象とした「日本ロシア文学会賞」に加え、それより上の世代の研究者、会員の方を受賞対象とする「日本ロシア文学会大賞」を設けることになりました。ロシア語、ロシア文学、ロシア文化の研究、教育、普及、翻訳に携わり多大な業績をあげられた会員の功績を顕彰し、さらなる活躍のための活力としていただくことを願ってのものです。

2013年11月の日本ロシア文学会総会でこの賞を設けることが決まり、「日本ロシア文学会二葉亭四迷賞」という仮称のもとにその内規が承認されました。その後2013年12月の理事会でこの内規に従って選考委員会が発足し、理事会より実施細則の作成がこの選考委員会に委ねられました。選考委員会では、この程同封(別掲)のような細則を作成し、第1回(2014年度)の推薦募集と選考を行う運びとなりました。また、これと並行して、賞の正式名称について検討を続けてまいりましたが、作家名の使用についてはさらに時間をかけて考えるべき事情も残っているため、今回、執行部、選考委員会で協議し、「日本ロシア文学会大賞」の名前で出発することになりました。合わせて「内規」の文言にも一部修正があります。重ねてご報告いたします。

つきましては、会員各位には、下記により、この賞の受賞にふさわしい候補者をご推薦くださいますよう、お願い申し上げます。


1同封(別掲)の「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 細則」に従って推薦する。
2推薦書は同封(別掲)の「推薦書書式」を用いて作成する。(この書式は次のリンク先からダウンロードできます:20140129_award_rcm.doc
3推薦書は下記の日本ロシア文学会事務局宛に郵送あるいはメール添付で送付する。(封筒の表書きあるいはメールの標題に、推薦書であることが分かるよう明記してください。また確認のため、受領後できるだけ早く事務局より連絡しますのでご注意ください。)
42014年度の受賞者の推薦は、同封(別掲)の「日本ロシア文学会大賞 細則」「1.推薦手順」(2)項の規定にも拘わらず、2014年2月10日から4月10日の間に行うものとする。



日本ロシア文学会会長 望月哲男
日本ロシア文学会大賞選考委員会委員長 佐藤昭裕



日本ロシア文学会事務局 連絡先

郵 送:〒162-8644 新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院 坂庭淳史研究室内

メール:sakaniwa@y.waseda.jp

推薦書式: 20140129_award_rcm.doc

学会長からのご挨拶

望月哲男(北海道大学)


日本ロシア文学会は、ロシア語・ロシア文学をはじめ、ロシアの文化にかかわる様々な領域を専門とする者たちの組織です。日本におけるロシア文化研究の発展を中心目的としていますが、その活動は狭い意味での学問研究ばかりでなく、教育、翻訳・紹介、普及、交流など、多様な領域にわたっています。会員数は2013年12月現在476名。決して大きな学会とは言えませんが、二葉亭四迷や昇曙夢などの翻訳・紹介を通じてゴーゴリ、ツルゲーネフ、ドストエフスキー、トルストイらの作品が明治文壇に大きな影響を与えて以来、ロシア語・ロシア文化の受容や研究が脈々と現在まで続いていることを物語る、意味深い数字だと思います。


日本ロシア文学会は、毎年秋期に行われる大会・研究発表会と、同時期に発行される学会誌『ロシア語ロシア文学研究』を中心に、専門家間の対話と研鑽の場を作ることに努めています。会員が個人やグループで行っている研究活動とその成果が、共同の場で発表・検討され、共有されて、そこからまた新しい研究が生まれていくというサイクルが、会の理想です。そうした活動の促進の一助として、日本ロシア文学会賞を設け、若手会員の優れた研究成果を顕彰しています。熟年の専門家の業績を総合的に顕彰するための賞として、新たに日本ロシア文学会大賞を開設することも決定されました。常勤職にない学会員の研究支援のためのプログラムなども、少しずつ整備されています。

研究の成果を広く関連学界と社会に紹介し、国際的な研究ネットワークに向けて開いていくのも、学会のつとめです。その目的のために、日本ロシア文学会は日本ロシア・東欧研究連絡協議会(JCREES)を介して、国内のスラブ・ロシア研究諸学会と連携し、4年周期で合同大会を行うなどの活動をしています。また会員諸氏のイニシアチヴにより、国際スラヴィスト会議、ロシア語ロシア文学教育国際学会(MAPRYAL)、国際中欧・東欧研究協議会(ICCEES)など、海外の諸学会や研究組織の活動に様々な形で関与しています。2015年に幕張での開催が予定されているICCEES世界大会には、日本ロシア文学会も積極的に関わり、多くの会員がロシア文化をめぐる国際的研究交流の場に参加することを促しています。


20世紀末以降の政治・文化・情報テクノロジー状況の変化に伴い、外国文化の受容や研究のあり方も様変わりしつつあります。ロシア文化研究においてもフィールドワークやアーカイブ調査、作家との直接交流など、体験型の研究が優勢になる一方で、昔ならそれぞれ一つの図書室を要したような規模のテクスト群が、インターネット・ライブラリで簡単に閲覧できるような環境が生まれています。文化研究の今後は予測不可能な要素を秘めていますが、同時に、ワープロもインターネットも留学機会もなかった時代のあまたの先人たちの営みこそが、現在の我々の研究を支えていることも忘れるべきではないでしょう。不断の過渡期のような現代に一番大切なのは、もしかしたらそうした過去への想像力なのかも知れません。我々の学会がそのような意味での歴史との対話の場となり、複数の世代が経験と知識を交換する場でもあればと願うものです。


日本ロシア文学会は代々優れた会長がこれを代表し、各時代の要請や課題に取り組む形で運営してきました。沼野充義前会長は、「学会を開かれたものに」、「学会にさわやかな風を」、「学会をわくわくできる場に」、という明快な3目標を掲げ、見事にそれを実践されました。2013年秋に東京大学で行われた大会を見ても、学会が刺激的な挑戦と研鑽の場になってきたのが感じられます。続いて会長を仰せつかった望月は、沼野氏のような器量を持ち合わせない上に、北海道という遠隔地にいる点からも、学会運営の大役は荷が重いところでありますが、諫早勇一、三谷惠子の両副会長と、坂庭淳史事務局長、および理事・役員の皆様のご助力を仰ぎながら、世界に開かれた質の高い研究活動が末永く続くよう、微力ながらつとめさせていただきたいと存じます。


会員の方も、また一般の方も、学会の諸活動に関心を持ち、積極的にご参加いただければと、心から願っております。


2013年12月