アントン・ドーリン氏講演会「逃走と沈黙 ーロシア映画と戦争ー」開催のお知らせ

映画評論家 アントン・ドーリン氏講演会
「逃走と沈黙 ーロシア映画と戦争ー」

日時 2025年2月1日(土)15:00~16:30
場所 東京大学本郷キャンパス 法文2号館1番大教室
モデレーター 守屋愛
使用言語 ロシア語  日本語通訳 吉岡ゆき
事前申し込み 不要
HP https://www.l.u-tokyo.ac.jp/slav/20250123/event/2442/
 

アントン・ドーリン氏は、映画評論家として豊富な知識と鋭い分析力を持ち、ロシアのみならず国際的にも高い評価を受けている人物です。
本講演は、特に日本語話者を対象としており、映画を通じて社会や文化の多様な側面を掘り下げて論じてくれると思います。特に日本でも注目されているアンドレイ・ズビャギンツェフ監督、セルゲイ・ロズニツァ監督、キリル・セレブレンニコフ監督の作品を取り上げてもらうようリクエストしています。
また、ドーリン氏が最近出版した著作『悪いロシア人』についても触れる可能性があります。この書籍は、ロシア社会や文化が持つ複雑な現実に対し、批判的かつ洞察に満ちた視点を提示しています。
本講演は、ロシア文化や映画に興味を持つ日本語話者にとって、映画をプリズムとして社会や文化を考える貴重な機会となるでしょう。
 

講師紹介
アントン・ドーリン氏
モスクワ大学文献学部卒業、ゴーリキー世界文学研究所大学院修了。
ロシアとイスラエルのジャーナリスト、ラジオパーソナリティ、映画評論家。映画に関する著書多数。YouTubeなど各種コンテンツの制作者。

主催 東京大学文学部スラヴ語スラヴ文学研究室
共催 日本ロシア文学会関東東北支部(日本ロシア文学会75周年記念)
科学研究費基盤研究(B)「モスクワ・ベルリンを結ぶ革新的芸術理念」

連絡先 slav[@]l.u-tokyo.ac.jp ([@]を半角の@に変更してください)