2024年度日本ロシア文学会賞授賞作

2024年7月7日に開催された学会賞選考委員会において,下記の三作に2024年度日本ロシア文学会賞を授賞することが決定され、7月21日の理事会において承認されました。
 

【著書部門】安野直『ロシア文学とセクシュアリティ 二十世紀初頭の女性向け大衆小説を読む』(群像社、2022年10月)

【論文部門】堤縁華「故郷が故国になる/ならないとき:アゼルバイジャンの元人民作家アクラム・アイリスリの位置づけ」(『ロシア語ロシア文学研究』第55号)

【選考委員特別賞】高橋沙奈美『迷えるウクライナ 宗教をめぐるロシアとのもう一つの戦い』(扶桑社、2023年5月)

 なお授賞式は、10月26日に開催される日本ロシア文学会総会の場で執り行われます。

 選考過程・授賞理由等詳細については、『ロシア語ロシア文学研究』第56号掲載の委員長報告をご参照ください。

 

学会賞選考委員会