「Slavica Kiotoensia」3号刊行のお知らせ
「Slavica Kiotoensia:京都大学大学院文学研究科スラブ語学スラブ文学専修年報」3号が刊行されました。京都大学術情報リポジトリ「KURENAI」の以下のサイトから、論考ごとに閲覧・ダウンロードできます。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/286303
内容は下記の通りです。ご意見・ご感想をお寄せいただければ幸いです。
【論文】
岩間 成美
ブロツキーの詩と散文における「目」の役割と「私」の在り方について
山本 悠太朗
≪世界の終わりの後≫の詩再考: アンナ・シヴィルシュチンスカ『私はバリケードを築いていた』を巡って
髙田 映介
チェーホフの「新しい生活」の表象について:『いいなずけ』を中心とした試論
松原 繁生
「大審問官」とその周辺におけるキリストとキリスト教会の峻別をめぐって:『ロシア通報』への書簡からの考察
山口 宗忠
アンドレイ・タルコフスキー『鏡』試論 :一人称の映画を目指して
三宅 賛
ショスタコーヴィチの場合:アンチ・ワーグナーの試みとしての『鼻』
池澤 匠
ウクライナの言語政策関連文書における「国家語」の定義と運用について
【書評】
田村 太
Vladimir Alexandrov, To Break Russia’s Chains: Boris Savinkov and His Wars Against the Tsar and the Bolsheviks (New York: Pegasus Books, 2021)
論文題目一覧(令和4年度)/執筆者・編集委員・編集協力紹介/編集後記