【ウクライナ情勢】研究環境の維持に関わる情報(2022/05/10)

ナウカ・ジャパンからのお知らせ

弊社のロシアからの書籍・雑誌類等出版物の入手の現状ですが、ロシアからの入荷は維持されています。ただし、ロシアと日本の間の直行便がなくなり、また減便しているせいか、到着までに通常よりも多くの日数がかかっております。航空貨物運賃も高騰しています。航空郵便は、2月の事態開始以降4月上旬までは滞っていましたが、最近は好転しています。ロシアから日本に向けた郵便での発送自体は問題なく行われています。

今後の展開については予断を許しません。しかし、日本による輸入規制の対象品目、またロシアの輸出規制の対象品目に出版物がなることは、冷戦期にもありませんでした。そうならないかぎり、出版物は入手できるものと考えています。

ロシアの出版界、ジャーナリズムの動向に注視しながら、仕事を続けていくつもりです。現在のところ、出版情報はほぼ変わりなく入手できています。残念ながら、ウクライナとの取引先との連絡は途絶えていますが、早期に回復することを祈っています。