「アニメーションは戦争体験をいかに描くか?」(QWSアカデミア東京大学)開催のお知らせ
「アニメーションは戦争体験をいかに描くか?」
(QWSアカデミア東京大学)
【概要】
・日時:2025年1月11日㈯ 18:30-20:30(開場18:00)
・参加費:無料
・参加申込:https://qws-academia-250111.peatix.com
・会場:渋谷スクランブルスクエア15階 CROSS PARK
・主催:SHIBUYA QWS Innovation協議会
・共催:東大先端研創発戦略研究オープンラボ(ROLES)
日本学術振興会科研費基盤B「戦時下の教会:ウクライナとその周辺国における宗教・国家・社会」(代表者:井上まどか 24K00012)
【プログラム】
18:00 |開場(受付開始)
18:30~18:40 |イントロダクション
18:40~19:10 |アルト・ヨアヒム(国立歴史民俗博物館)「終戦と戦後:アニメにおけるヒロシマと色丹島の比較」
19:10~19:40 |長谷川章(秋田大学)「ソ連のアニメーションと戦争体験」
19:40~20:30 |ディスカッション
二人の専門家が、それぞれの視点からアニメーションにおける戦争体験を語ります。
アルト・ヨアヒムは、「終戦と戦後:アニメにおけるヒロシマと色丹島の比較」をテーマに、アニメーション映画『ジョヴァンニの島』『はだしのゲン』をとりあげます。作品の中で「敵」がどのように描かれているかについて考察します。
長谷川章は、「ソ連のアニメーションと戦争体験」をテーマに、2022年のウクライナ侵攻に対するロシア・アニメーターたちの反戦メッセージや、第二次世界大戦時のソ連アニメーターの戦争体験を考察します。とりあげるアニメーターは、『話の話』(1984)のユーリ・ノルシュテイン監督や『チェブラーシカ』のロマン・カチャーノフ監督です。
プレゼンテーションの後は、みなさんと一緒にディスカッションを行います。アニメーションが戦争への認識にどのような影響を与えてきたのか、これからどう変えていけるのか、一緒に考えを深めていけたらと思います。
たくさんのご意見やご質問をお待ちしています。