薄井憲二 バレエ・コレクション 2024企画展「薄井憲二生誕100周年記念 薄井憲二の仕事 ~バレエの世界に架橋する~」開催のお知らせ
日時:2024/9/18 (Wed.) ~ 2024/10/14 (Mon.)
(2024/10/14は祝日開館日です。休館日はwebでご確認ください。)
場所:兵庫県立芸術文化センター
https://www1.gcenter-hyogo.jp/ballet/contents/project/k-vol33.pdf
企画・監修
関 典子
企画・解説・取材
斎藤 慶子
アシスタント:若林絵美 後藤俊星
お問い合わせ:
兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション担当
〒663-8204 兵庫県西宮市高松町2-22
tel:0798-68-0223(代表)fax:0798-68-0212
【展示概要】
2024年は、当コレクションの収集者である薄井憲二(1924-2017)の生誕100周年にあたります。これを記念して、今回の企画展では彼の仕事を振り返ります。ダンサー、振付家、舞踊評論家、舞踊史研究家であった薄井は、第四代日本バレエ協会会長を務めたほか、モスクワ国立舞踊アカデミーの名誉教授にも任命されました。2016年には、ロシアのバレエの外国における普及宣伝に対してロシアの舞踊誌から「踊りの魂賞」が贈られました。
彼は、1985年に審査員として参加したモスクワ国際バレエ・コンクールをきっかけとして、世界のバレエの専門家たちと幅広い交流をもちました。人材の紹介をつうじて日本に世界のバレエの成果を伝えるとともに、外国の舞台を目指す日本のダンサーの手助けをしました。世界のバレエの動向についての豊富な知識に裏打ちされた発言によって人々の行動に影響を与えたのです。彼はまさにバレエ界のインフルエンサーであったと言えるでしょう。
本企画展のために、彼とともに仕事をなさった方々にインタヴューにご協力いただきました。会場では、人々の想い出と共に、彼の仕事の一部をご紹介したいと思います。