講演会「ロシア建築とアンビルトの可能性」開催のお知らせ
ソ連建築とアンビルトの可能性:
ロシア・アヴァンギャルドからペーパー・アーキテクチャー運動まで
日時: 2024年3月23日(土)
講演会 13:30~15:00
共育共創コモンズ見学会 15:00~16:00
場所: 岡山大学共創コモンズ 講義室
参加方法:次の参加フォームにご記入ください。 https://x.gd/wYVhn
講師: 本田晃子(岡山大学社会文化科学研究科・准教授)
概要:
1917年、ロシアで起きた十月革命は、建築界にも革命をもたらした。ロシア・アヴァンギャルドと総称される前衛建築家たちは、革命後の世界のために、従来の王侯貴族や富裕層のための建築ではない、新しい建築の形を探し求め、実験を繰り返した。その結果1920年代のソ連では、ユートピア的なまでに大胆な建築や都市計画が出現することになった。もちろんこれらの計画のほとんどは、実現されることのないまま、いわゆるアンビルトに終わったが、彼らの作品は建築雑誌などのマスメディアを通じて世界中に広まり、現在まで多くの建築家に影響を及ぼし続けている。
なぜこのようなアンビルト建築が生まれ、それはどのように伝播し、どのような終焉を迎えたのだろうか。そして単なる「失敗した」建築ではない、アンビルト建築の可能性があるとするならば、それは一体いかなるものなのだろうか。一般的に建築史は「建てられた建築」の視点から語られるが、今回は「建てられざる建築」の側から、もうひとつの建築の歴史をひも解いてみたい。
主催: (一社) 日本建築構造技術者協会中国支部
後援: (一社) 岡山県建築士事務所協会、(一社) 岡山県建築士会、(一社) 日本建築学会中国支部岡山支所、(公社) 日本建築家協会中国支部岡山地域会
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