「Slavica Kiotoensia」2号刊行のお知らせ
「Slavica Kiotoensia」2号が刊行されました。
京都大学術情報リポジトリ「KURENAI」の以下のサイトから、論考ごとにダウンロードできます。
http://hdl.handle.net/2433/277702
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目次
【論文】
Юри СУГИНО
Реминисценции стихотворений Г. Р. Державина и А. Н. Радищева в поэме А. С. Пушкина «Медный всадник»
松原 繁生
モノローグ思想が包摂されている新しいポリフォニー形式――バフチンのドストエフスキー論では説明できない『カラマーゾフの兄弟』
岩間 成美
ソログープ作品における子供の形象について――『小悪魔』と『死の刺』を中心に
山本 悠太朗
チェスワフ・ミウォシュのデビュー作における〈抒情詩の主体〉について
李 博聞
パステルナーク「二月」試論——詩学宣言「象徴主義と不死」を踏まえて
中野 悠希
ロシア語の主体の概念についての一考察
Takumi IKEZAWA
“Antisurzhyk” Purism: its Actors, Role, and Motives in Modern Days within the Ukrainian-Russian Language Contact
【翻訳・解題】
深瀧 雄太
レスコフの目に映ったシェフチェンコ――レスコフ「シェフチェンコとの最後の出会い、最後の別れ」翻訳に寄せて
【書評】
田村 太
クラウディア・ヴァーホーヴェン著『最初のテロリスト カラコーゾフ──ドストエフスキーに霊感を与えた男』(宮内悠介訳、筑摩書房、2020年)
【特別寄稿】
服部 文昭
スラヴ文献言語学への新たなアプローチから――三谷惠子教授への追悼によせて
«Об одном аспекте исследования переводной литературы киевского периода»
«Новозаветные цитаты в «Сказании и страдании и похвале святым мученикам Борису и Глебу»»
他